「読書を子供に勧めない」ということ。強制のNGさ。

子育て

最近いろんな音声メディアで(主にVoicyとHimalaya)育児関連の情報を得てるんですけど、昨日あらためて「なるほど~」と思ったこと。

 

それは、子供に読書を勧めない、ということ。

 

読書って、絶対やったほうがいいじゃないですか、読書って、素晴らしいことじゃないですか。

私めちゃめちゃ読書好きなんですけど、読書って、利点しかないと思います。

なので、Voicyでワーママはるさんが「読書を子供に勧めないようにしている」って言われてたとき、「!!!・・・・たしかに」とアハ体験がありました(アハ体験って言いたいだけ)。

 

ワーママはるさん2児のママなのですが、リビングにひとつ大きめな本棚を置いておいて、そこに地球儀や、図鑑や、絵本や、いろいろ入れているそうです。

でも、子供に読書を勧めることはしない、と決めているそうです。

 

本をいろいろと置いておくけど、勧めない。

 

それは、人間には「人から強制されたことはやりたくない」という心理があるから。

 

読書を勧められる(押し付けられる)と、読書嫌いになってしまうのです。

 

こないだ、大東めぐみさんもVoicyでこう語られていました。

「私の親は、私に一度も勉強しろとか読書しろとか言ったことがない。だから私は勉強と読書が大好きな人間に育ったんです。一方で、私の親は”運動しろ、体を強く健康にしろ”と頻繁に私に言っていました。その結果、私は運動嫌いに育ったのです。」

 

強制されない・勧められないと、その事柄を(自主的に)大好きになる。

ゴリ推しされると、大嫌いになる。

 

面白いな~~~~~~と思います。

 

私は、ここ数年、夫にやってほしいなと思うことがあったら、決してそれを推さないようにしています。

絶対に、オススメしない。

 

例えば、「筋トレすればいいのに・・・」と思っても、それを口には出さない。

代わりに、私自身が筋トレに興味があるフリをして、それ関連の本とかを、リビングとかに”パンナが現在読んでいる本”として放置しておく。

 

そうすると、夫がある日自主的に筋トレを始めたんです。

「しめしめ・・・」と内心思いつつ、「お、筋トレやるんだ!いいね!」とかも決して言わないようにしました(笑)。

無関心なふりをするほうが吉な気がする。

 

断捨離も同じで、私が自分のものだけをせっせと断捨離して、決して夫には「あなたのものも断捨離したら」とかは言わずにおくと、旦那も断捨離を自主的にはじめたり・・・・

 

こういう「強制されると人は絶対にそれをやりたくなくなる」という心理を知らなかったころは、夫に自分の”こうしてほしい・こうしたらいいのに”をゴリ推ししまくっていて、そのたびに険悪な空気になっていたなぁ・・・

 

改めて、子供が生まれたら、決して読書をオススメしないぞ、と誓ったのでした(笑)。

そのかわり、いろんなジャンルの本を入れた本棚だけは置いておこう。

 

思えば私も幼少期に「本を読め」と言われたこと一度もないや。

そのかわり家にはいっぱい本があって、勝手にそれを読んでたなぁ、そんで読書大好き人間に育った。

 

それに、イイと思うものがあるなら自分でやったらいいじゃん、っていう話だよな、読書も勉強も運動も、やりたいなら母親(私)が自分でやればいいんや・・・

 

その姿を見て、「自分もやりたい!」と子供が感じたら、勝手に始めるでしょ・・・。

人は”自由意志で・自主的に”始めたものしか、大好きにならない。

夫にも子供にも意識的に「なんにも押し付けない」人を目指しまする。

 

 

 

 

 

 

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