男の子ってほんとにゲームが好きらしいですね。
ゲームについては、時間を親が制限しないほうがいいそうです。
たとえば「ゲームは1日1時間まで!」と親が決めた場合。
●1時間でできることは非常に少ないため、子供の欲求不満がたまり、ゲームに対する欲求やプライオリティが非常に上がってしまう。
すると、親元を出たあと、今までの抑圧が爆発し、ひとり暮らしの部屋で(大学にろくに行かずに)ゲーム三昧の生活を送ったり、給与をすべてゲーム課金につぎ込むような、「ゲーム大好き人間」にむしろなってしまったりするらしい。
●親に決められて、押さえつけられて、守っていたルールである「一日一時間」。
これは、自発的なものではないため、自己コントロールや自律心が育たない。
逆に、親がゲームの時間について何も言及せず、本人にまかせておいた場合、はじめの数日や一ヶ月くらいはゲーム三昧の日々を送るかもしれないが、だんだんと本人が「これでは他のことが何もできなくてまずい」と悟る。
そして、自分で考えて、宿題の時間を確保したり、前後の予定を考えてゲーム時間を調整したり、といった自律が起こり出す。
そして主体性を持った(あらゆることへの)自己コントロール能力が育まれる。
変に押さえつけられていないので、不必要にゲームのプライオリティが本人の中で上がらない。
☆☆☆
こういった理由から、ゲーム時間は親が(上から押し付けで)決めないほうがいいそうです。
●完全に本人に完全に任せる
もしくは
●子どもと一緒に考えて、子ども自身に決めさせる
の、どちらかが良いのかな~と思いました。
そういえば、昔の職場の同僚女性で、厳しすぎるお父さんにNHK以外のテレビ番組を禁止されて育った人がいて、その人が一人暮らししてからは「すべてのテレビ番組を録画して、休みの日は一日中それを見てる」と言っていたなぁ(笑)
抑圧すると、その事柄が「とてもとてもやりたいこと」になり、独り立ちしたあとに自己コントロール不能なほどに「それをやりまくってしまう」のだなぁと思いました。