本田健さんのVoicyを聴いていて、なるほど~と思った話。
自分の家族(親や兄弟姉妹)と気が合わない、仲良くなれないのは、いたって普通のことであるという話です。
人間が仲良くなる相手は、共通点が多い相手。
年齢が低いうちは、家が近いとか、出身幼稚園が一緒だとか、名字のあいうえお順が近いとか(それで出席番号が決まったりしますよね)、そういう単純な共通点で仲良くなったりする。
もう少し年齢が上がってくると、趣味が同じだとか、考え方が似ているとか、そいういう高度めの共通点で仲良くなれるかどうかが決まってくる。
共通点が多いほど、深い仲になる。
そして、たとえば30人いるクラスの中だと、本当に趣味嗜好があう友人というのは、多くて3~4人程度なんだそう。
趣味がマニアックめであれば、芯から気があうクラスメートはたった1人ってことだって普通だ。
そのくらい、「本当に気が合う友人」というのは出会いにくいものなのである。
さて、親のことを、子供は選べない。
たまたま生まれ落ちた場所が原家族の家。
たかだか3~6人程度の人数の家族の中に、気が合う人がいるほうが珍しい。
30人いるクラスの中でだって、多くて数名なのだ。
皆さんは、原家族がもしもクラスメートだったとして、仲良くなりたいですか?
同じグループに所属すると思いますか?
親友になれそうですか?
本田健さんいわく、「いや~、同じグループにはならないわ~」という人が実は大半らしい。
だから、自分があまり原家族と仲が良くなくても、それはいたって普通のことなので、気に病む必要はないのである。
私は母とは趣味は合わないし、父とは相性があまり良くないし、兄弟ともほとんど交流がない。
でもそれって、すごく普通というか、たまたま生まれ落ちた家に、超気が合う人物がいるなんてすごいラッキー事案だな、私の境遇まぁまぁ普通じゃん、と納得した、本田健さんの話でした。
でも、大人になってから築く家族は、自分で選んだ夫だし、主体性を持って、良い家庭にしていけると思います!
ただ、子どもにとったら上記に書いた感じなので、仲良しを強要しないことが大事だなと思った。
ちなみに、良い家庭とは、上下の関係(支配する、される)がなくて、尊重の関係がベースの家庭だそうです。