ただの自分用のメモです。
ポッドキャストを聞いていて、深く感銘を受けたので、忘れたくないからメモ。
今、育児をある種言い訳に、無職専業主婦に甘んじている自分、この先どうやって働いていったらいいのか、自分の人生を40歳からどうやって再スタートしていったらいいのか悩んでいる私に刺さりました。
キャリアもスキルもない、リアルにコミュ障で現実世界で働くことが怖い、自立できていない私。
でも、無駄なプライドは捨てて、かっこ悪い自分から、スタートします。
みにくいアヒルの子になる勇気。
自分で自分の力をそいでいきたくないから。
自分の足で立ち上がりたいから。
☆☆☆
138回、植村絵里の恋愛相談~男はみんな5歳児である~
『醜いアヒルの子から始める勇気。そして白鳥を目指していく』
*植村さんの番組は、恋愛指南番組ではあるけれども、私は人生の(深く確信をついた)自己啓発を得る目的で愛聴させていただいています!
①キラキラ女子は内面がキラキラしていない理由
人生が輝くのは結果論であって、キラキラした事柄に取り組むから輝くわけではない。
ヨガ・断捨離・カフェ巡り・スイーツ・旅・自分に花を買う etc、そういったものは、傷ついたり疲れたりした心を癒やすことを目的として一時的に行うことであって、それらのキラキラ行動で人生を埋めることが人生を輝かすことにつながるわけではない。
自分の人生に真剣に取り組まずに、そういった表面的なキラキラで人生を忙しくしてしまい、現実の困難と向き合うことから逃げると、薄っぺらで、本当の深い輝きを体験しない人生に終始してしまう。
自分のご機嫌を取るための上記のようなケア行動(キラキラ活動)で人生を忙しくしないこと。
現実の中で、人生に立ち向かい、懸命に生きることで魂は磨かれる。
キラキラ自分ケア行動ばかり取っていても、一時的に満たされるのみで、本当の意味で人生は輝かない。
②キラキラ女子を目指し、SNSでいいねを集めようとするのは、劣等感を持っていて、人間関係を縦の関係でしか見られないから
きらきらを追い求めると、人は深く病んでいく。
どんなふうに病むかというと、『他者に対して優越感を高めていく』というもの。
しかも、現実の世界には立ち向かっていないため、自分の軸は育っていかない。
こういう人の内面世界において、人間関係は常に上下関係(縦の関係)で成り立っている。
その世界においては、”いい状態”というのは、優越感を感じている状態。
反対に”悪い状態”というのは、劣等感を感じている状態。
人生において、キラキラだけを追い求め、現実に立ち向かわないでいると、人はこのように上下関係の世界にしか住めない状態になっていく。
このような人は、劣等感と優越感を行ったり来たりしながら生きている。
そして、劣等感が強いと、自分を責めやすく、自分の良いところにフォーカスを当てられず、他人から軽く扱われやすい。
逆に、優越感にしがみついているときは、マウンティングしてしまったり、強がってしまったり、自分を等身大以上に見せようとしたりしてしまう。
こういう人は、他者と話し合うことができず、他者をコントロールする方向でのコミニュケーションを取りやすい(説得>話し合い)。
キラキラ(一見素敵なこと、誰から見ても素敵なこと、一時的に自分のご機嫌をとること)で人生を塗り固めようとすると、人間関係を上下でしか見れない自分になっていく。
これがキラキラ女性起業家、キラキラ女子、なんて言われる人々(流行)の落とし穴。
③自分を弱者設定することの恐ろしさ
「子育て中だから」という言葉は、誰もが納得してくれる、皆が優しくしてくれる、最強の言い訳ツールである。
子育てを理由に、本当は頑張ればできることまでスルーして過ごしていると、結果的に本当の弱者にしてしまう。
自分がそれを言い訳に使って、自分の弱さや勇気の無さの隠れ蓑にしていると、自分で自分の力をそいでいってしまう。
「母親」という社会的弱者に自分を安定させることは、本当に自分をそういう状況にしてしまう恐ろしいこと。
植松さんも、子育てが少し落ち着いたころ、もう一度自分を奮い立たせて、さまざまな活動を再スタートさせた。
新しいチャレンジ行動をも始めた。
女だから、もう歳だから、ADHDだから、HSPだから。
いろいろな言い訳を味方につけて、現実に立ち向かうことを避けていると、どんどん社会的弱者に自分で自分を仕立て上げていってしまう社会的トラップ。
『子育て中』という言い訳の罠にハマって、自分で自分の力をどんどんそいでいっていることに気がつくこと。
本当に大変な(子育ての)時期を抜けたら、再び自分の人生にチャレンジしていくこと。
ズルして生きていると、人生は本当に困難になっていく。
(もちろん本当に育児でてんてこ舞いな人はそれだけに没頭していてOK。ただ、自分で本当は自分がズルしてることに気がついている人は、その甘くぬるい沼に落ち着かないこと)
④「醜いアヒルの子」から始める、というマインドセット
なにかの分野において、全ての人はアヒルである。
なにかの分野において、全ての人は白鳥でもある。
たとえば、作曲能力がある人は作曲においては白鳥。
ただ、その人は、料理や掃除という分野においてはアヒルだったりする。
ラーメン屋に来るお客さんはみなアヒル。
ラーメン屋の店主は、ラーメンづくりという分野において白鳥。
自分が、どうしてもこだわってしまうある分野において、醜いアヒルの子から始めて白鳥を目指すこと。
白鳥は生まれたときから白鳥なのではない。
みな最初はアヒルで、白鳥になる過程を経て白鳥になっていく。
この事実をわかっていないと、白鳥になった人の背景に思いをはせることができず、表面的にうらやむことに終始したり、自分は白鳥になる努力ができなかったりする。
また、日本という国は、醜いアヒルの子を排除しようとしたり、醜いアヒルの子(マイノリティ)を「すごく変だ」というような目で見るところがある。
だけど、そんな環境であるこの国において、勇気を持って、醜いアヒルの子から始めると決めること。
人生を輝かせる方法まとめ
勇気を持って醜いアヒルの子からスタートし、自分がどうしてもこだわりを持ってしまう分野において、白鳥を目指していく。
●他者は素通りできるのに、どうしても自分は気になってしまう、スルーできない分野
●これは私の持論→(ネガティブで病的な執着でなく、ポジティブな執着のある分野がいい。程度問題だけど)
醜いアヒルの子からスタートし、白鳥になっていく過程とは、人生の困難に泥臭く立ち向かうことで、自分自身を理解し受け入れていき、他者との比較での上下の位置づけではなく、唯一無二の存在として自分を認めて愛していく過程である。
自分自身を受け入れることができると、人は、自己開示ができるようになっていく。
オープンな人柄になると、他者と心を開きあうことができるようになり、リラックスした関係を持てるようになっていく。
ここまで来ると、表面的なキラキラで自分を塗り固めることなど不要な、オリジナルな輝きをもつ人になっている。