こんにちは、パンナです。
産後8日目、絶賛睡眠不足で死にそうな日々を送っています・・・
ここまで、ここまで自分の時間がなくなるとは、予想を大幅に上回っていました・・・
今まで大好きで聞いていたポッドキャストもボイシーもYouTubeもぜんぜん聞く暇がない、大好きな吉井和哉さんの情報も全然追えずユーミンとのラジオも聴き逃し、読もうとメルカリで買っていた育児本も一切一切読めていない・・・
マジで本なんて開く時間も気力も一ミリもないです(;´Д`)新生児育児、マジで壮絶・・・
今の癒やしの時間は、真夜中に授乳しながら、イエローモンキーを小さな声で熱唱していることかな・・・
吉井さんがおばあちゃんを想って作った歌を歌ってはボロボロ涙をこぼし、ジャガーの曲を歌っては感じ入り、「NAI」を歌っては、消えてしまう幸せを想ってボロボロ泣き、「球根」を熱唱してはその頃の吉井さんの周囲の状況に思いを巡らせ・・・とにかく気持ちよくイエローモンキーメドレーを小声で熱唱しては授乳しながら涙をウミガメのように流す真夜中の私・・・めっちゃ情緒不安定(笑)
でも、生まれて8日目の息子は死ぬほど可愛い。
生まれてはじめて、もしかしたらこの子のためなら臓器でも命でもあげられるかもしれない、と他人をあまり愛せない私には珍しく、感じた。
この、「赤ちゃん、マジで可愛すぎる」っていう感情がなければ、新生児期を乗り越えられないくらいにはほんとに壮絶に睡眠不足だな。
産前に計画していた「産後すぐに赤ちゃん別室でねんトレ計画」なんて崩れ去り、用意していたベビーベッドはほったらかしで、余裕で添い寝してるし・・・
胸の下垂を食い止めたくて「ちゃんとブラでホールドするぞ」って思ってたのに、今じゃ余裕でノーブラ生活・・・
産後の腰痛防止のためにと複数買っていた骨盤ベルトも一切締める余裕も気力もなし・・・
「もうどうでもええわ」ということが増えてすべてがテキトーになっている。
生んでみたら、産む前に計画していたことなど崩れ去りまくるのだな。
息子は早くも激しい直母拒否を起こしていて、授乳トラブルもありまくりだし。
そんで実母はLINEで「母乳の調子はどう?」「母乳はいいわよ」「母乳をがんばりなさい」という趣旨のメッセージを送ってくるから、けっこう追い詰められる・・・
もういいよ、母乳だろうがミルクだろうが、子供は元気に育つわ、もうどっちでもかまわん、という心境になっている。
私は将来息子のお嫁ちゃんには絶対に母乳についてもミルクについても一切口出ししないぞ、と誓ったのでした(笑)。
そういえば、今日授乳中に宅配便が来て、授乳中の格好なことを忘れてそのまま出てしまい、猥褻物陳列罪すれすれの行動をとってしまった。
そのくらい、頭が働かない。
感動したこと。
私は機能不全ぎみ家庭で育ったので、産前は機能してる家庭での子育てがどんなものなのか、育児本を読みまくった。
30冊くらい読んだんじゃないかな。
とくに佐々木正美さんの著書は読みまくった。
そして「語りかけ育児」「共感育児」が大事であることを肝に命じた。
赤ちゃんの気持ちになって、それを代弁してあげる、というものだ。
そして、産後すぐから、馴れない口調で、たくさん語りかけ、共感するよう努めていた。
夫はというと、そんな類の本は一冊も読んでいない。
育児本を読み漁る私のよこでゲームばかりしていた。
が、産後、赤ちゃんと対面し、退院の際に赤ちゃんをチャイルドシートに載せるとき、夫が赤ちゃんに語りかけまくっていた。
共感しまくっていた。
「お~そうかそうか、嫌だよな、狭いよな、ごめんな、よしよし、大丈夫だよ、ごめんな、ちょっと我慢してな、すぐ着くからな、うんうん、そうかそうか、締め付けられるのは嫌だよな、ごめんな~」と。
夫の自然体での、なんの本の知識もない状態での、語りかけっぷりにびっくりし、はじめて「パパ」を炸裂させている夫の姿を見て、なんだか面白くておかしくて、チャイルドシートに赤ちゃんを座らせようと奮闘している夫を見ながらポロポロポロポロ涙がこぼれた。
そのあと、義母がお手伝いに来てくださったのだけど、これまた義母がめちゃめちゃ赤ちゃんに共感しながら語りかけまくる人で、「そうか、この義母にしてこの夫ありなのか。語りかけ育児をされた人って、自然体で語りかけ育児しちゃうんだな」と深く感じ入った。
本読めないし、ネットラジオも聞けないし、ほんと~に時間がないけど、あっという間にすぎてしまうかわいいかわいい貴重すぎる新生児期を、味わいまくりながら、乗り越えたいと思います。
ほんっっとに、人間ができてる優しくて思いやりのある旦那と結婚してよかった。
ほんとに幸せ。
恋におぼれて恋愛だけで(人間どうしの相性をちゃんと考えずに)結婚してたら、こんな壮絶な新生児期を夫婦で乗り越えるなんて絶対できなかっただろうな。
改めて、夫婦って、男女の前に「人と人」だな、と、優しい旦那を見て、感謝感謝なのでした。