こんにちは、パンナです。
機能不全系家族育ち、自己肯定感がかなり低めだった私、あと2ヶ月ほどで母親になります。
なので、最近はもっぱら「子供の自己肯定感を育てる方法」的なインプットをしまくっています~☆
自分が幼少期に家庭で経験していないこと(親から無償で愛されることとか)って、感覚でわからないんですよね。
だから、勉強して、学ぶしかない!ということで、情報社会の現代、いろいろインプットしまくって、少しずつ理解を進めてきました。
そして、だんだん、だんだんとその真髄が分かってきつつあるのですが、めっちゃくちゃ良い本に出会えました。
それはこちら。
佐々木正美さん著の「育てにくい子」と感じたときに読む本 ― 悩み多き年齢を上手に乗り越えるためのアドバイス 」です。
私はこの本で、過保護と過干渉の違いが分かりました。
今まで私が数年かけて子育てについて調べてきた中で分かってきたことは、とにかく幼少期にしっかり甘えさせること、甘やかすこと、子供の願い・要望に答えてあげることが、子供の健全な精神的成熟・自立につながる、ということ。
昭和の子育て(私の実家含む)って、これの真逆だったな~って思います(;´∀`)
「しつけが大事」「甘やかしては駄目」「子供は親の言うことを聞くべき」etc。
日本人の自己肯定感が鬼低いのは、これらの誤った昭和的子育て観が強く影響してるな~と思います。
アメリカ人とか、フランス人とか、自己肯定感鬼高いらしいもんね。
だからガンガン自己主張できる。
話は戻って、過保護と過干渉の違いについて。
■過保護(OK):子供の望むことをたくさんたくさんやってあげること。子供の望むように親が行動してあげること
■過干渉(NG):子供が望んでいないこと(親の望んでいること)をやりまくること。
この2つは逆方向の働きかけなんですよね。
子供が望んでいることをやってあげるのは、超いい。
子供が望んでいないことをやりまくるのは、超悪影響。
なんてシンプルな原則!!
幼少期は、とにかく、子供の願いを叶えてあげまくればいいんですね。
なにかを買ってあげるとかじゃなくて、心を満たす系のことで。
抱っこしてあげる、目を見て話をいっぱい聞いてあげる、不安を解消してあげる、etc。
そして、生涯を通じて、子供が望んでいないことをしない、余計なお世話を焼かない、口出しをしない、老害にならないようにする(邪魔をしない)、これが、「過干渉しない」ってことなのですね。
親子関係はただただ人間関係。
相手をリスペクトし、思いやり、余計なことはしない、自分の意見を押し付けない。
金言あふれる、めっちゃ学びの多い本で、心からおすすめ。
この方の動画、わかりやすくて最近よく見てます。