モンテッソーリ教育は、『こどもの興味・発育欲求に、親が従う教育』と言われているらしい。
何に従うべきで、何にはしっかりと親の意思をブラさずに子供を諭すべきなのか。
「単なる”ワガママ欲求”には従わず、子どもの興味関心発育欲求には従う」がモンテッソーリ的答えらしい。
お菓子はひとつだけね、と買い物前に約束したのに、お菓子コーナーで「いやだいやだ2つ買って!!」とダダを捏ねるのはただのワガママ欲求。
それとか、「ジュースをもっと飲みたい!お菓子をもっと食べたい!」という追加要求とかも、ただのワガママ欲求とのこと。
その場合は、「買いたいのはわかるよ(共感)。でも、来る前にひとつだけって約束したよね?」とか「もっとジュースほしいの、わかるよ、美味しいもんね(共感)。でも、すでに一杯飲んだよね?もう今日のぶんはおしまいだよ」とか、そこは親がブレずに、子どもに従わないこと。
でも、「(歩き始めたばかりの頃に)もっと歩きたい!だっこは嫌だ、歩きたい!」という、運動の敏感期にまつわる要求だったり、「(言葉に興味が出てきたころに)もっとしゃべりたい!もっと話を聞いてほしい!もっと絵本を読んでほしい!」というような要求、つまり発達にまつわる好奇心や発育的本能による要求には、親はできるだけ頑張って従ってあげたいところ。
たんなる自己コントロールができていないがためのワガママなのか、発育にまつわる欲求なのか、それによって、従うべきか従わないべきかが変わってくるとのこと。
好奇心・発育の敏感期にまつわる要求には、できるだけしっかり従ってあげたいな~と思いました。
そして、単なるワガママ要求には、ブレずに芯を持った一貫した対応が必要なようです。