さかなクンのお母さんの「好きを応援する姿勢」がすごくて感動した件

子育て

こんにちは、妊娠7ヶ月になり、坐骨神経痛が出てきたパンナです。

が、これも妊娠という貴重な経験!!前向きに捉えて、出産までの残りの日々を楽しみたいな~と思います♪

 

こないだワーママはるさんのVoicyを聴いているときに「さかなクンのお母さん」の話が少し出てきて、興味が湧いたのでググってみました。

 

そして、私はさかなクンママの、幼少期~思春期のさかなくんを受けとめ応援する姿勢のすごさに感銘を受けました!!

 

さかなクンは魚類学者兼タレントの、「ギョギョギョ!」で知られるおちゃめな方です。

 

さかなクンはハイハイをしている幼い時期からお絵かきが大好きで、少し大きくなってからは、はたらく車や妖怪の絵をよく描いていたそうです。

ゴミ収集車のトラックが大好きで、収集にくるたびにパジャマのまま家を飛び出してはトラックを見つめていたとか。

 

あるとき、さかなクンはお母さんに「目をつぶっていてね~」と言われて、目を閉じたままドライブにつれていってもらったそうです。

そして、「目を開けてもいいよ」と言われ、到着先で目を開くと、そこはたくさんのゴミ収集トラックが駐車してある駐車場(?)だったとか。

大好きなゴミ収集トラックがたっくさん並んでいる様子に、さかなクンは大興奮し、「こんなにたくさんの種類のトラックがあるんだ・・・!!」と大喜びだったそうです。

 

小学2年生になったさかなクンは、ある時同級生がクラスでノートに描いていたタコの絵を見て、タコの魅力に衝撃を受けます。

うねうねしていて、長い足に丸い頭・・・不思議なタコの姿に魅了されたさかな少年はお母さんにタコへの思いを語りました。

 

お母さんは、さかなくんにタコを見せてあげたいと思い、まるごと全身のタコを買ってきてあげました。

そして、その日から一ヶ月ちかく、味付けを変えてはタコ料理を毎日作ってあげたのでした。

そして、水族館につれていっては、閉館時間まで、タコが蛸つぼから出てくるのをさかなクンと一緒にず~っと待ってあげたりしたのです。

 

タコを皮切りに、魚類全般への情熱を高めていくさかなクン。

そして、魚とお絵かきに夢中になりすぎて、学校での成績はどんどん落ちていきました。

ついには学校の先生に呼び出されたさかなクンママ。

「お子さんは、魚の絵ばかり描いていて、勉強をしていません。もっとちゃんと勉強させてください」と言う先生に、ママは「この子は絵が好きで、魚が好きなのだから、それで良いんです」とはっきり言い切りました。

 

さかなクンママは、息子に大好きなことを大事にしてほしかったのです。

他の子と違っていても良いのです。

 

その後もさかなクンママは、息子がお絵かきできるように、お金がかかっても魚をまるごと一匹買ってきては、さかなクンの「好き」を応援しつづけました。

 

そして高校生になったさかなクンはTVチャンピオンというテレビ番組で、「魚通天才高校生」として大人相手に5回連続優勝を成し遂げ、その後東京海洋大学名誉博士・客員准教授になってゆきます。

 

ひとつのことに夢中になりすぎる、という”発達障害”があるそうです。

さかなクンはとても変わった少年だったそうです(発達障害かどうかは分かりませんが)。

でも、それを”障害”だととらえずに、また世間の常識に縛られずに、こどもの好きをただただ全力で応援したさかなクンママ。

 

感動的で、とても学ぶところの多いお話ですね(*^^*)♡♡♡

 

そしてさかなクンは、魚活動だけに取り組んできたわけではなく、中学や高校では、「登山部」や「吹奏楽部」に入り、それぞれに興味を持って楽しんでいたそうです。

そして「やってきたことで無駄なことは何一つなかった。すべてが生きて今の僕がいる」と発言されています。

 

「なにか一つのことに一貫して取り組むほうがいい」なんてこともないものですね。

あらゆる「べき」を捨てて、大人の先入観でよけいな邪魔をすることなく、こどもが自由にのびのび、やりたいことをやりたいときに取り組める、そんな自由な環境を(できるかぎり)与えてあげたいなぁと改めて思いました。

 

 

ついつい「これからはプログラミングが・・・」とか「AIが・・・」とか”お金になりそうな””実益を生みそうな”ものばかりに目がいきがちなゲンキンな私ですが(;´∀`)、そんな邪念を捨て、こどもの好きがどんなジャンルであれ、ただただそれを応援してあげられる母親になりたいな~と、たくさんの煩悩を抱えながらも思ったのでした。

 

 

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