子どもが生まれて1年強が経ち、日々が経過するたびに募っていた思い、「夫が優しくなくなった」。
夫は、息子にめちゃくちゃ優しい。
でも、妻である私に対して、なんだかとても冷たい感じがする。
お腹を壊しても優しい言葉をかけてくれない、膝を脱臼して痛がっていてもイライラされる始末。
子どもが生まれる前はもっと優しかったしラブラブだったのに・・・
なぜ夫はこんなに私に優しくなくなったのだろうか・・・
私の夫は本来すごく穏やかで、思いやりのある人。
ここまで優しい人もそうそういないな、っていうぐらい、温和な人。
なんだけど、子どもが生まれてから、私に対してなんだか冷たくなった。
今日、膝を脱臼して(よくある汗)痛がっている私に優しい言葉をかけてくれなかったとき、「なぜ心配してくれないのだろう、なぜ優しい言葉をかけて寄り添ってくれないのだろう」と悲しみに襲われそうになった。
でも、ふと思った。
そういえば、今日ネットで、「人のエネルギーの循環は、奪うか、与えるか、どちらかしかない」っていうコラム読んだな、と思い出した。
私は夫に与えてもらいたがっていた。
優しい言葉や愛情、いたわり、思いやり。
夫は優しいひとだから、ず~っと死ぬまで、これらを与えてくれるだろうと疑いなく思っていた。
だけど、私は「与えていた」だろうか「奪っていた」だろうか。
結婚生活の8年間、私は夫に「与えていた」といえるだろうか。
彼は私と接していてエネルギーを与えられる感じを覚えていただろうか、それとも奪われる感じを覚えていただろうか。
そもそも私は、今まで生きてきた40年間で、人にエネルギーを与えたことなどあっただろうか。
8割以上、いや、9割以上の確率で、私はエネルギーをもらうことはあっても与えることはなかったのではないか。
愛されたい
優しくされたい
思いやりをもって接してほしい
いつもいつも、他人から何をしてもらうかしか考えて生きてこなかったな、と気が付いた。
だから当然、夫に対しても、「優しくしてもらって当然」だと思っていた。
こちらから相手にエネルギーを与える、相手がエネルギーで満ちるようにする、そんなことを考えたことは無かった。
夫は私といると「エネルギーを奪われる感覚」を常に覚えていたのではないだろうか。
無自覚だとしても、きっとそうだったと思う。
さいわい、夫婦関係は完全には冷めてはおらず、まだ適度に仲良しなので、今後は「エネルギーを奪っていないだろうか」という点を内省しながら、夫との生活を送っていこうと思う。
アメリカ人みたいに直球の愛情ボールを投げてほしい
優しくしてほしい
「ありがとう」って言ってほしい
ほしい、ほしい、ほしい・・・・・
欲しがる前に、私が与えなきゃな、エネルギー
私から、明るい態度で接する
私から、素直に感謝を伝える
私から、思いやりを持って接する
私から、いたわる
今まで私から去っていった少なくない人々、そこにはきっと、私といて「奪われる感覚」があったに違いない。
夫に嫌われる前に気がつけてよかった。
誰とのやり取りにおいても、「奪っていないか」、自分の態度を内省したいと思った!
気がつけてよかった。
私、絶対に夫のエナジーバンパイアになってた(汗)。反省・・・・・!
夫よ、日々気づきをありがとう。