ちきりんさんのVoicyを聴いてメカラウロコだったのでメモメモ
最近、インド人がアメリカの最先端大企業のトップ陣営に入ることが多いらしい。
アメリカ人でもヨーロッパ人でもなく、インド人がトップ層に多い理由はなにか。
ちきりんさんいわく
理由1→英語力
理由2→数学能力(ビジネスにおいて、数字を扱う能力は必須らしい)
理由3→混沌の中カオスの中で育まれた問題解決能力やそもそものサバイバル能力
この「理由3」についてちきりんさんは力説。
注文した荷物が予定どおり届かない、部下は言う事を聞かない、電車も定刻に来ない、顧客は支払いをしない、カースト入り乱れる混乱の国インド。
カオス中のカオスの中で生き抜いてきたインド人は、整った環境の中でぬくぬく育ったアメリカ人やヨーロッパ人にはない問題解決能力があるらしい。
グローバル企業というのは、さまざまなカオスな国を相手に仕事を進めていく必要がある。
困難な状況下でたくましく生き抜いてきた精神力がものを言うのだという。
ここで私は「そうか」と思った。
ドキュンな人々と友達になってほしくないから、民度の低い人々がいるような学校には行ってほしくない(小声、本音)なんて気持ちがうっすらあるのが本音な私。
しかし。
親が、舗装済みの道を与えていいのか。
お行儀のよい、おぼっちゃまお嬢様としか友達になっちゃいけないのか(そもそもうちが超庶民なのに)
カオスな状況下で様々な体験を経て、人は本当の意味でたくましく賢く優しく柔らかくなっていくのではないか。
いじめを経験しないために民度の高い私立にいくことしか正解はないのか。
そんなことない。
本人の「乗り越える力」を信じて。
カオスの中、困難の中でこそ育まれるなにかがある。
私は息子にしてあげられないことがたくさんある。
精神疾患で車だって運転できないし。
かっこいいバリキャリママとは程遠い専業主婦だし(今のとこ)。
コミュ障で自己肯定感低いから、太陽みたいなかっこいいママには今のとこ程遠い。
だけど、全てがすべて、何不自由なく恵まれていたらそれが素晴らしいのかっていったら、まぁそりゃあそうだろうけど、それだけじゃない。
インド人がアメリカ人やヨーロッパ人よりもグローバル企業でトップになる理由。
混沌や困難の中で、遠回りや苦労も経験しながら七転び八起きで育んできた能力。
そしてそれは自分にだって言える。
あきらめないこと。
●●だから無理だって腐らないこと
生まれや育ちのせいにして腐らないこと
この環境や状況だからこそ、きっと強くなっていける
不幸や困難もアドバンテージになるってこと
私も息子も、舗装が完璧の完成された道路を歩かないからこそ、強くなっていけるし遠くに行けるっていうこと