わたしが思春期ぐらいからずっと負担に感じていた、母から父の愚痴を聞かされること。
大人になってからは、母方の祖母から、(わたしの)父親に対する悪口を頻繁に聞かされてきた。
母と祖母から聞かされる「わたしの父親がどんなにひどい人間か」という話。
これはきつい。
だって私にとっては、どんな人間性であろうと、この世にたった一人の血を分けた父親なので。
最近まで、母と祖母の話をそれでもずっと耐えて聞いてきたけど、もうやめた!!
(自分がカウンセラーがわりになって、聞いてあげなければ、と思ってきた)
ラジオの人生相談のパーソナリティの一人である柴田理恵さんが、こう言っていたからだ。
『私は、母が父の悪口を私に言ってくるたびに「もううるさいな!」と言って母の相手をしなかった』
そうか、それで良かったのか。
それが、良かったのか。
母や祖母のため、と思って自分を犠牲にしてしまっていた。
自分の親の悪口を聞いてあげて、それで自分の心を病ませてしまっていてはもとも子もない。
「もううるさいな!」と一喝して、スルーすればよかったんだ。
今後はそうしよう。
母には「ごめん、愚痴や悪口聞く器ないから」と言って話題を変えよう。
祖母には「あ、お父さんの悪い話題について話すなら電話切るよ」と言ってガチャ切りしよう。
せっかく話しをするなら、お互いに楽しい話をしよう。
聞きたくない愚痴や悪口は「あ、その話聞きたくないから切るね」であっさりガチャ切りでいい。
そしてまたあっけらかんと楽しい話で電話したらいい。
そして改めて、子どもには「肉親や親戚の愚痴」は絶対にしないぞと誓うのでした。