1歳半までに親子の愛着をしっかり築けるかが子ども一生をかなり左右する

子育て

最近出会ったすばらしいYoutubeチャンネル、日吉佳代子先生の『親子育』。

夢中で、全ての動画をチェックする勢いで視聴しまくっています。

指示命令しない子育てとは?教えて佳代子先生【24】

 

乳幼児期の親子の関わりが、子どもの性格(愛着形成、自己肯定感)などを、かなり決めてしまう、という内容を伝えてくれている。

 

もちろん、何歳からでも、親子の愛着を育み直すことは不可能ではない。

でも

 

●子どもの脳みそは3歳までに80%が完成する

 

●潜在意識の扉は6~12歳で閉じる。それまでに潜在意識にどんな情報をダウンロードしたかを指針に、それ以降は生きていくことになる。

上書きや書き換えはほぼほぼ不可能、かなり難しい。

たとえば、「この世界は楽しくて素晴らしい場所だよ。みんなあなたのことが大好きだよ。あなたなら何があってもへっちゃらで乗り越えていけるよ。」という感じのポジティブな刷り込みを潜在意識に書き込まれた子どもは、その後の人生でどんな困難に見舞われようとも、その心の中のコンパスを頼りに、力強くタフに乗り越えていける。

 

反対に6~12歳までに「お前はダメ人間だ」と潜在意識に刷り込まれた子どもは、その後の人生で、誰にどんなに励まされようとも「僕はだめ人間なんだ」という刷り込みを外すことが極めて難しい人生を送ることになる。

 

潜在意識への刷り込みは、身近な人から、繰り返されれば繰り返される程に強く書き込まれる。

「あなたは素晴らしい。あなたがとても大切」という刷り込みを毎日された子供は、365日✕6年間(0~6歳)=2190回 ポジティブな書き込みを潜在意識に書かれている。

それは一生消えない強力な書き込みとなり、その後の人生で誰もその書き込みを消すことはできない。

 

●子どもの(いろんな分野の)能力を伸ばす臨界点は3歳~9歳と言われるほど、幼少期は極めて重要な時期

 

こんな感じで、脳や、性格(自己肯定感の高い低い)は、幼い頃に決まってしまうと多くの学者さんや有識者は言っています。

 

私も、保育園で数年働いていたとき、3歳くらいの子どもたちにもうはっきりとした性格が出現していたのを見たので、かなり納得しています。

3歳くらいで、めちゃめちゃ明るくてハキハキ元気な子どもたちが、その後の人生で暗い人に変わる、というのはちょっと想像がつかない。

 

さてさて、そんな感じなのですが、上記のYoutubeチャンネルで、日吉佳代子先生が「0歳から1歳半の間に親子の愛着をしっかりと築けるかどうかが極めて重要」と言われていました。

 

一歳半までに親(養育者)からたっぷり適切に愛された赤ちゃんは、その後一生幸せに生きていけるというほどに、その超初期の関わりが重要だと言うのです。

その時期に獲得した愛着は、その後その子どもに何があろうとも、鎧の鉄壁となり、その子を守ってくれ、分厚いスポンジになり、例えばその子に対するSNSの誹謗中傷を吸収&消滅させてくれる。

つまり、高い自己肯定感が築かれ、ちょっとやそっとのことじゃ傷つかない安定した情緒を一生に渡って持てることになるのです。

 

3歳までの関わりが極めて重要だということは知っていたけど、1歳半までがもっとも重要だとは・・・・どんどん早まるな。

これ、母子手帳の表紙に書いといてくれよ、と思います。

もしくは妊婦健診のときに、教えておくれよ。

 

自己肯定感が高い子は、事件も起こさないし、いじめもしないし、他者に対して思いやりがあり寛容で勇敢だ。

自分の意思を持って意欲的に未来に向かっていける。

世の中の悲しい事件は減るし、経済は上向くし、きっとそういう子はたくさん子どもを産んでくれる。

 

 

(家庭環境が複雑で自己肯定感が低い家系は、子供の数がどんどん減っていくという統計があるらしい)

 

人生の超初期に、保護者から適切にじゅうぶんに愛されることで、世の中の課題が少なからず解決すると、マジで思う。

 

今、日本には、引きこもりの中年の人たちが100万人いるんだって(たしか。しらんけど。)。

それって、昭和の子育ての弊害でしょ。

●抱き癖がつくといって、抱っこしない

●厳しくダメ出しをして育てる(愚息が~とか言って身内を下げる)

●父親は子育てに参加しない

●愛情表現やスキンシップが少ない国民性

 

『三つ子の魂100まで』って言うけど、さらに言えば『1歳半児の魂100まで』なのかもしれない。

私の超大好きなYoutubeチャンネル『ちぃくんの成長日記』のちぃくん、めっちゃくちゃ笑顔の多い1歳3ヶ月Boyだけど、この子が今後暗い少年に成長するわけない、という確信が持てるほど、すでに明るい性格が出来上がってる。(癒やしでしかないチャンネル)

YouTube
作成した動画を友だち、家族、世界中の人たちと共有

というわけで・・・

 

日吉佳代子先生の言う『叱らない子育て』を心して実践していこうと思います。

(感情的に怒らない子育て、ですね)

 

疲れてくじけそうになる日も、ぐっとこらえなおして、「今の、乳幼児期の関わりが、どんなに影響を与えるか」と自分に言い聞かせて、たくさんたくさん抱っこしてあげようと思います。

 

もちろん、人間は一生成長し続けられると思うので、子どもがたとえ高校生、大学生、社会人でも、親が変われば、子にも絶対に良い影響が出るので、子が何歳であろうと常に親が良い方向へ自分を成長し続けたいものです。

 

なぜ6歳までの教育が、人間の能力を決定的に方向づけてしまうのか。未就学児の知的・人格形成について。対談その1/3
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