自粛中はひたすら読書楽しんでるパンナです、こんばんわ。
あ、朝倉未来くんのYouTubeもめっちゃ見てます(大大大好き)。
先日、数年ぶりに伊坂幸太郎さんの作品を読みました。
『AX アックス』です。
KADOKAWA (2017-07-28)
売り上げランキング: 22,363
恐妻家の殺し屋が主人公の、心温まるファミリーSTORY+殺しの仕事現場の話、なんですけど。
これが・・・・めっちゃくちゃ良かった。
正直全然期待せずに読んだんです(←失礼)。
そんで、途中半分くらいまで、なんとな~くダラダラと読んでました。
ところが・・・、話の半分くらいから、いきなりめっちゃくちゃ面白くなってきて、どんどんグイグイ引き込まれていって、終盤ではもうとにかく魅了されて魅了されて、最後はもう切なくて愛しくて悲しくて面白くて心が爆発しそう・・・・!!!!!
途中から「面白さのジェットコースター」が始まるから、絶対に最後まで挫折せずに一気に読み切ってほしい。
いや~~~~そして伊坂幸太郎、やっぱりめちゃくちゃ文章上手ですわ。
ライトノベルとは一線も二線も三線も画してるというか、無駄に語りすぎないところがめっちゃ味を醸し出してくる・・・・・!!!
とにかく主人公である殺し屋パパが、かっこいいんすわ!!!
めちゃめちゃ恐妻家で、めちゃめちゃ妻を恐れてるんですけど、それってめちゃめちゃ妻をリスペクトしてて世界で一番愛してるからなんですわ!!!
マジでイケてるメンタル、略してイケメン。
あ~~~こんな人と結婚したい。
ユーモアと、感動と、切なさと、スリルと、明るさと、ほのかな悲しさと、大きな愛の詰まった超エンタメ傑作、『AX アックス』、マジでおすすめです!!!
とくに一番最後のシーン、美しさと切なさが詰まってて、めちゃめちゃカタルシス感じたもんなぁ・・・(泣)
カマキリの斧(AX)、が象徴的なこのお話、とびきりの物語に必要な全てが詰まっていたよ♪♪