良すぎて良すぎて良すぎて良すぎて、数日立ち直れなかった小説について語らせてほしい。
それは『幻夏』。
涙が流れ過ぎて流れ過ぎて耳の穴にまで入った。
太田 愛
KADOKAWA (2017-08-25)
売り上げランキング: 777
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語らしてほしいって言ったけど、とくに語ることはない。
Amazonレビューのたっくさんの超高評価が全てを物語ってる。
濡れ衣の罪である冤罪(えんざい)によって、雪だるま式に悲しみと憎しみが膨らみ転がっていくやるせなさ。
ただただ、とにかく死ぬほど悲しくて涙が出て、ただただ切なくて、とにかく守りたくなった、というか、恋に落ちた。
詳しくは語れません、読んでください、絶対に泣きます。。。。。
しかも、悲しいだけじゃないんですよ、いろんな愛が、この本には静かにあふれてるんですよ・・・
出てくるキャラクターのひとりひとりがいい味してるしさぁ、誰が犯人なのか、何が起こっているのか、どんでん返しにつぐどんでん返しのミステリー。
最後は慟哭ですよ、言葉が出ません。
マジで、本の虫の私が、ここ数年で一番泣いた小説。