ここ数年で一番泣いた小説『幻夏』について聞いてくれ。

本・漫画

良すぎて良すぎて良すぎて良すぎて、数日立ち直れなかった小説について語らせてほしい。

それは『幻夏』。

涙が流れ過ぎて流れ過ぎて耳の穴にまで入った。

 

幻夏 (角川文庫)

幻夏 (角川文庫)

posted with amachazl at 2020.04.15
太田 愛
KADOKAWA (2017-08-25)
売り上げランキング: 777

語らしてほしいって言ったけど、とくに語ることはない。

Amazonレビューのたっくさんの超高評価が全てを物語ってる。

 

濡れ衣の罪である冤罪(えんざい)によって、雪だるま式に悲しみと憎しみが膨らみ転がっていくやるせなさ。

 

ただただ、とにかく死ぬほど悲しくて涙が出て、ただただ切なくて、とにかく守りたくなった、というか、恋に落ちた。

詳しくは語れません、読んでください、絶対に泣きます。。。。。

 

しかも、悲しいだけじゃないんですよ、いろんな愛が、この本には静かにあふれてるんですよ・・・

 

出てくるキャラクターのひとりひとりがいい味してるしさぁ、誰が犯人なのか、何が起こっているのか、どんでん返しにつぐどんでん返しのミステリー。

 

最後は慟哭ですよ、言葉が出ません。

 

マジで、本の虫の私が、ここ数年で一番泣いた小説。

 

幻夏 (角川文庫)
太田 愛
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