みなさんこんにちは、パンナです♪
私は小学生のころから「下腹ぽっこり」に悩み続けてきました。
下腹ぽっこりというか・・・・餓鬼のように突き出ているお腹。
常に妊娠6か月くらいの体型。
小学生の頃からずっとずっとコンプレックスでした(´;ω;`)
そして・・・私が20年以上ノイローゼレベルで悩み続け、格闘しつづけてきた「下腹ぽっこり」の真の解消方法が、最近になってやっと分かってきたのです!!
その鍵となるキーワードは以下のとおりです。
●内臓下垂
●座っているときの姿勢
●常に骨盤底筋を立てる
●腹式呼吸・胸式呼吸でインナーユニットを鍛える
●従来の腹筋運動は効かない
●ピラティスで体幹を鍛える
●内股を矯正する。正しい歩き方をマスターし、インナーマッスルを日常的に使う
●ウエストの太さは骨格の関係もあるので、くびれがある・ないというのはある程度生まれつき決まってしまうので、自分の体型を「受け入れる」ことも必要。
●お腹ぽっこりの人はお尻がたれてる(お尻に筋肉がない)
それではいってみましょう!
あらゆる努力を重ねても「お腹だけ太っている」状態から抜け出せなかった25年間
手足顔には肉がつかないのに、お腹だけはいつもデップリ。
どんなにダイエットしても、腹筋しても、お腹がシュッとならない。
自力で腹筋しまくっても、腹部に装着する腹筋マシンを使っても、効果はありませんでした。
そんな私は、悩みすぎて、大学生のときにお腹の脂肪吸引をしました(2009年頃)!
100万円かかりましたし、激痛のダウンタイムの日々でかなりかなり辛かったです。
手術の時には全身麻酔をしたのですが、手術の終わりごろに麻酔が切れ、目が覚めた時に地獄の痛さを感じました。
そして、ダウンタイムに関しては、痛みがひくまで2ヶ月はかかったと思います。
とくに笑うとめっちゃ痛いから、とにかく笑わせないでほしかった・・・笑
注意::
全身麻酔というのは、本当に命にかかわる医療行為です。
「万が一のことがあるかもしれない」ことを肝に銘じて、ハンパな美容クリニックでは受けないことを強くお勧めします。
麻酔のリスク、脂肪吸引施術のリスクをしっかりと調べ勉強しないと、一生涯に渡る障害を負うこともあり得るので、重々慎重にお願いします。
脂肪がなくなったあとの空間(皮膚と内部)をしっかり密着させるため、面積の広いベルト?のようなものを装着して一か月くらいすごした記憶があります。
夏だから、肌がかぶれてちょっと大変だったな。
話は戻って、とれた皮下脂肪ですが、下腹全体をやってもらったのですが、300gくらいしか取れませんでした。
正直、皮下脂肪が1kgはとれると思っていたのに、300gという結果に物足りない気分になりましたね。
でも、それだけの量しか脂肪がとれなかったということは、自分で思っていたよりも脂肪はついていなかった、ということになります。
その後たしかに下腹の皮下脂肪はほとんどつまめなくなったのですが、それでも「下腹ぽっこりスタイル」は解消されませんでした。
社会人になったあとは、美容外科で「切らない脂肪吸引」を何度か繰り返しました。
下腹の皮下脂肪がなくなったとはいえ、まだまだお腹全体に脂肪が残りまくっていたので、アンダーバストの下らへんや、ウエストの横らへん、腰あたりがとても気になっていたのです。
そして、”脂肪細胞自体を壊す”という施術を3種類、複数回ずつ受けました(2016年頃)。
ライポソニックス、ゼルティック、ウルトラアクセントです。
これらの3種類の施術を受けるのに合計で100万円強使いました(-_-;)
結果は、「少しは効いたような気がする。でも気のせいかも??」くらいでした。
とてもしっかりした高級美容クリニック(銀座)で当時最先端の技術、そして何度も何度も通い施術を受けまくったのに…
☆☆個人的感想☆☆
●メスを使う脂肪吸引は、脂肪を取り除くという点において、効果はしっかりと感じられるが、術中術後が非常に痛い。またダウンタイムにおいて日常生活に支障を多少なりともきたす。
また、手術ということで、本当に信頼できる場所でやらないと、万が一のことがあって危険だから、しっかりと事前調べを行うべき。
●切らない脂肪吸引は効果は非常に薄く、果てしなく施術を繰り返さないと目に見えて変わることはない。結果膨大な費用がかかり、得られる効果は少なめ。脂肪細胞自体を破壊しない施術は論外。とくに、ただただマッサージしたり汗をかかせるだけのエステとかは・・・・脂肪細胞数は全く減らないので、「絶対に無意味」とまでは言いませんが、というレベル。
意外な落とし穴。脂肪吸引後は、脂肪吸引をしていない場所が太りやすくなる気がする。
脂肪吸引をする前の私は、160cm48kg~50kgくらいの体型で、お腹だけが太っていました。
(ウエストサイズは68cm~70cmくらい)
服を着ていると「パンナってほそいよね~」といつも言われていました。
食べ過ぎてもお腹が太るばかりで、手足顔には脂肪がつかなかったのです。
しかし、脂肪吸引をして脂肪細胞を破壊し、腹部の脂肪細胞数が減ってからは、食べたエネルギーの行き場がお腹に行けなくなったからか、二の腕など、今まで脂肪がつきづらかったところが太り始めたのです。
また、お腹デブのコンプレックスが多少軽減され、今までみたいに神経質な病的ダイエットをしなくなった分、お腹だけ太ってる痩せ体型→全体的にぽっちゃりに変化しました(笑)
それと、脂肪吸引をして、無くなるのは皮下脂肪だけです。
内臓脂肪は一切無くなりません。
だから、皮下脂肪が減ったからと油断してたくさん食べる生活を送ると、つまめる脂肪は増えなくても内臓脂肪は着々と増え続け、生活習慣病へまっしぐら・・・ですので、脂肪吸引をしたからといって油断しないことが大切です。
パーソナルジムで大金かけて短期間に集中ダイエットしても、やめたら即リバウンドした話
30代になった私は、パーソナルジムに通うことにしました。
ライザップと同じような感じの、「2ヶ月で効果を出す!」というジムでした。
30万円強かかりました(-_-;)
そこで必死に食事改善(糖質を超減らす)と週二回の筋トレを行った結果・・・
体重は2か月で5キロほど落ち、160cm46キロになりました。
しかし!下腹ぽっこりスタイルはそのまま維持されていました!
トレーナーさんは「こんなに腹筋もがんばったのに、まだ下腹ぽっこりですね・・・なにか、婦人科系の問題(腫瘍など)があるのでは?」と言われました。
それで産婦人科に行ってみましたが、何も問題は見つかりませんでした。
そして3~4か月もたたないうちにリバウンドして元の体重に戻ってしまいました!
☆私が得た教訓☆
短期間で大きく減らした体重は、もとの生活に戻った瞬間あっというまにリバウンドする。人の体には恒常性があるから、元に戻ろうとする。一生懸命努力し続けて、1年以上そのライフスタイルと体重を維持してはじめて、リバウンドしづらくなるのかも。
低糖質ダイエットを神経質にやりすぎて心が不幸になった話
その後、低糖質ダイエットにも挑戦し、ローカーボな日々を2年ほど送りましたが、私は痩せませんでした。
糖質をオフにしていると、どうしても精神的な満足感が得られず、その結果脂質とタンパク質を必要以上に多くとってしまったことが原因だと思います。
あとエンゲル係数(食事代)がやばいことになるのもあって、続けられませんでしたね。
糖質制限を厳しくやっていたときは、おいしくない大豆マフィンを無理やり「おいしい」と思い込んで食べたり(笑)、糖質オフパンを自作したり、アボカドやココナツオイルばかりを食べたりしていましたが、今思い返せば、自分の心をごまかしていたな~と思います(笑)
無理しすぎていました。
心は、神経質&不幸になっていたと思います。
あと、卵を食べ過ぎて、卵アレルギーになってしまったことは、手痛い経験となりました。
卵を食べると体がかゆくなる体質になってしまったのです(数年この状態が継続中)
なにごともやりすぎは良くない。
同じものを一定期間常識以上に食べまくると、その後の人生一生その食べ物に対してアレルギーになることがあるのです。
数年後に分かったことですが、「糖質制限をしても、その分脂肪とタンパク質をとりすぎると普通に太る」という研究結果があるそうです。
結局は、太る・痩せるは、トータルカロリー摂取量の問題なのだとか。
あと、個人の体質も大いに関係するのでは、と思います。
結局万人に合うダイエット法はなく、自分に最適なものを自分で見つけるのがダイエットの道なのかな、と。
ベリーダンスを通じて「骨盤底筋」という言葉に出会う
さて、お待たせしました、ここからが本番です!!!
私が一番お伝えしたい、「骨盤底筋」について、ここから語っていきますね(*^^*)
34歳でベリーダンスを習い始めて、初めて出会った言葉、「骨盤底筋」。
踊っているとき、先生がいつも「骨盤底筋をひきあげて!インナーマッスルの力を抜かないで!」と言われるのです。
この「骨盤底筋をひきあげる」という感覚を味わったとき、「これだ・・・・!!!」というイナヅマが私を襲いました。
私の人生に足りなかったのは、この感覚でした。
「骨盤底筋をひきあげる」とは、お尻の穴をきゅっと閉じ、膣を根元としたおへその下周辺を上へひきあげ、それを維持する感じです。
ベリーダンスは常に骨盤底筋をひきあげた状態で踊るダンスです。
それによって、ダンサーには、しっかりとした「体幹」が作られていきます。
私のダンスの先生はとてもひきしまったお腹をされているのですが、24時間365日骨盤底筋をひきあげたまま生活をしていて、それが当たり前の感覚になっているので、意識しなくてもそうなるそうです。
そのことを知ってから私は、骨盤底筋について調べ始めました。
そして3冊の本を読みました。
まずはこちら。
骨盤底筋は内臓を下から支え、腹圧をかける役割を担っている。
腹圧はお腹を引き締めるコルセットのようなもの。
腹圧が弱いと、内臓を中にとどめておくことができなくて、お腹がぽっこり出てしまう。
ということを学びました。
骨盤底筋を鍛えるためには、常に骨盤を立てた状態で、立ったり座ったりといった日常生活を送ることが大事!
骨盤底筋について、効果的なエクササイズ(シンプルで簡単で楽!)について深く学べる良書。
お次はこれ!
常に骨盤底筋を立てた状態で「座る」ことを日常化していれば、座っている間中ずっとインナーマッスルがわずかに使われ続け、結果、生きてるだけで体幹を鍛え続けている状態になれる!
逆を言えば、今まで私は何も考えずにダラっとだらしなく座り続けてきたため(35年間)、人生において椅子に座っている間を無駄にしてきたようなものです!
正しい座り方をマスターする者だけが、楽々体幹鍛え力をゲットできる。
さらに腰痛も改善される!
そしてこちら。
骨盤底筋の簡単な鍛え方を考案した方の本。
そのやり方は、8秒間肛門をキューっと閉じるだけ!これを1日3回やる。
1日24秒の努力だけで、美尻になれ、お腹もひきしまる!
これなら、どんなに三日坊主な私でも続けられる♡
体の筋肉や骨格について図解つきで詳しく語られている、おすすめ本。
森拓郎さん考案。内臓を正しい位置に戻してくれる腹式呼吸・胸式呼吸とは。
森拓郎さんはイケメントレーナーで、そのテンション低め感に癒されるボディメイクの専門家です。
私は彼のVoicy「聴くだけでやせるラジオ」を愛聴しております。
森さんはとても実力派な方で、経験に基づくその幅広い知識にはいつも「本物や・・・」と圧倒させられております。
森さんのお話で私が深く納得させられた例をいくつか挙げてみます。
●いちがいに、糖質制限が良い・悪いとは言えない。人によって合う合わないがある。
●極端なことをやる(激しい糖質制限など)と、精神的不満足から暴発するし体自体にも悪影響がある場合があるので、生活習慣自体を一生涯をかけて太らないものに変えていく意識でやること。
●下腹ぽっこりの原因は内臓下垂であり、従来の腹筋運動では効果が薄い。
そして、この方は信じられる・・・この方の提唱している「下腹ぽっこり解消法」は無いものか・・・とネットで検索すると・・・ありました!
即読んでみると、今まで私が調べてきた上記の3冊とピタッと合致する部分が多くあり、あらためて、真の下腹のへこませ方を頭に叩き込むことができました!!
●従来の腹筋運動は表層部分を鍛えるのみで、内臓下垂をもとに戻す役割のインナーマッスルを鍛えてはくれない。腰痛が悪化するだけ。
●正しい立ち方を覚え、その立ち方で立って腹式呼吸・胸式呼吸・森式背中呼吸の三種類をやるだけで、インナーマッスルは鍛えられ、腹圧があがり、内臓が正しい位置に戻る
という内容が書かれていました。
たしかに、腹式呼吸と胸式呼吸をやると、お腹の内部が鍛えられていく実感がします。
あんなにキツい腹筋運動をやりまくった過去はなんだったのか・・・
10年早く知りたかった・・・・!!!
森さんのVoicyは超おすすめです。
森さんのVoicyで”お腹ぽっこりについて”解説されている回を貼っておきます。
目からウロコだったのは、この回↑で森さんが「お腹ぽっこりの人は、お尻が平たい(筋肉がない)人が多い」ということについて言及されていたことです。
たしかに、私のおしりはぺったんこで四角いです(泣)
お尻を鍛えることが、ひいてはお腹を引き締めることにつながるのかもしれません!
森拓郎さんのYouTube動画も貼っておきます。
内股になってませんか?内股の人は歩き方を矯正しましょう!
私は長らく激しい内股がクセづいたまま生きてきました。
そして、それを「歩き方の専門家」の方に指摘され、数か月かけて矯正しました。
内股だと、猫背になり、インナーマッスルは全く使われず、立っている間や歩いている間をずっと無駄にしているようなものです!
かかとをくっつけ、つま先は適度に開き、おしりの両ほっぺをきゅっと内側に寄せるように引き締めて立ってみてください。
インナーマッスルが発動するのを感じますよね。
これをデフォルトにするのです。
内股をやめ、正しい立ち方・歩き方をマスターすることはめちゃくちゃ大事です(一生の財産!)。
ぜひ専門家の元へ行きましょう!
自分で自己流で正しい歩き方をマスターすることは困難なので。
普段道行く人を見ていると、女性は本当に内股歩きの人が多いなぁと感じます。
ちなみに寸胴の原因は胴短足長の欧米体型だからかも。
これ、私のことなんですけど、私は足が長いのですが(自分で言うな)、寸胴でくびれがないんですね。
いわゆる「欧米人体型」。
ウエストは、肋骨と骨盤の距離があればあるほどくびれやすいらしくて、胴体が短い人は必然的にくびれづらいんだそうです。
胴長さんはくびれやすいらしい・・・
ちなみに、お腹の筋肉を使わない姿勢(猫背など)をずっと続けていると、肋骨と骨盤の位置が近づいてしまうらしく、さらにくびれがなくなっちゃうんだとか(;’∀’)
というわけで、くびれに関しては、生れつきの骨格がものをいうので、あまり「ないものねだり」しても徒労になるかもしれません。
”猫背をやめて、骨盤底筋をひきあげる”という最低限の努力はしつつ、さらにどうしてもくびれが欲しい人は、腹斜筋と腹横筋を鍛える必要があるようです。
まとめ。これが下腹ぽっこり楽々解消法だ!
それでは、まとめです。
内臓下垂を防止する方法はこれらです~!
●日中起きている間中、お腹を常に1cmへこませた状態で過ごす(軽いドローインの習慣づけ)
●正しいやり方で、一日に、腹式呼吸を10回、胸式呼吸を5回やる。
●正しい座り方を学ぶ。常に骨盤底筋は立てた状態で。
●お尻の穴をキューっとすぼめるのをいつでも思いついたときにやる。
●「骨盤底筋をひきあげる」感覚を身に着け、常にこれを意識して生活する
●内臓下垂解消に効果的なのはピラティス
●正しい歩き方をマスターして内股をやめ、インナーマッスルを発動しながら歩く
どれもこれも楽ちんで、強度は全く強くないエクササイズばかりです(ピラティスはきつめ)。
私はこれらを生活に組み込むことで、長年夢見た「下腹すっきり」をめざします(*^^*)!
ただ、ここで老婆心ながら注意点を。
一気にいっぱいやろうと思っても、絶対続きません!!笑
とりあえず、以下の3点を、一年続けてみる、くらいの目標がいい気がします。
●8秒間お尻の穴をきゅーっとすぼめる。これを1日3回必ずやる
●座るときは常に骨盤底筋を立てる
●立ってるときは常にお腹を1cm内側に引き込む意識でいる
習慣づくりは、超超超ハードルが低い目標設定がコツです(*^^*)
そして、何十年も骨盤底筋やインナーマッスルをだらけさせまくって生きてきた体が、数年やそこらでキュッとひきしまると思ったら甘いと思います。
正直、今まで生きてきた年月以上の時間をかけて体を再度作り直していく、くらいの超気長で長期的な目線でないと、結局「ぽっこりお腹の解消」って実現できないんじゃ・・・って思ってます。
お腹が太りづらい生活を一生送る、くらいの気持ちで、末永く、骨盤底筋を引きあげながら、生きていきましょう!
お腹ポッコリは、”内臓下垂・お腹まわりのコルセット筋肉が無いから”って理由ももちろんだけど、内臓脂肪がついてるから・体脂肪率が高いからっていう単純な理由のせいでもあるよって記事はこちら。
お腹がふくよかめな自分自身を受け入れ、許し、愛してあげる視点も大切ですよね♡
それも、個性ですから。
No body’s perfect!
最後に・・・私は管理栄養士資格を持っていて、ココナラでダイエット習慣作りのサポートをさせていただいております(管理栄養士ハルという名前で活動しております)♪格安です(*´∀`)