今まで完全にノーマークだったんですけど、先日1歳の息子くんを持つママと話していて知った情報が「英語のLとRの発音を聞き分けられるのは生後10ヶ月まで」ということ。
人間、聞き分けられない音声は発せないもので、LとRをネイティブ聞き分け&発音しようと思ったら、生後10ヶ月までに正しい音を日常的に聞かせておく必要があるらしいのです。
私、自己肯定感が低く育ってしまったので、ただひたすら「自己肯定感の高い子に育てるには」関連の本ばかり読んでいて、英語教育についてはなんにも考えていなかったんですね。
まぁ、物心ついて、興味があれば自分で取り組むだろ~ぐらいに適当に考えてました。
しかし!生後10ヶ月でその能力が消失するとなれば話は別です。
物心付く前に消失してしまう能力は、できれば親がつけておいてあげたほうがいいのでは・・・
世の中にはディズニーの超お高い幼児向け英語教材セット(全部買うと80万だか100万だか)とか、ベネッセのワールドワイドキッズというディズニー教材のライバル的存在(こちらは総額20万円台らしい)があるということも知りました。
ちょっとそれらは買うには高すぎて勇気がいりすぎるので、とりあえず乳幼児の英語教育とはどんなもんかいな、と本を3冊ほど本日ポチってみました。
まだなんにも分かっていないのですが、とりあえず0歳とか1歳とかの頃に「英語の音」に親しむことが大事らしいです。
まぁ、LとRの発音ができなかったとしても大した話じゃないし、3歳くらいからしっかりと英語に取り組んでいけばバイリンガルレベルになれるという話もよく聞きます。
とりあえず、小学生になるまでに英語にいっぱい親しんでおけばよさそう。
中学生になってから英語の勉強を始めたアラフォーの私世代が、どんなに努力しても英語ペラペラになるには障壁があるのは「吸収しまくれる幼児期に英語脳をつくっていないから」という理由があるみたいです。
教育ママゴン(古い)になる気は全くないのだけれど、エリート教育をほどこしたいなんて全く思っていないのだけれど、能力のベースが開発される乳幼児期に、基礎を育んでおいてあげることはすっごく大事なんだな~と思いました。
一切その事象(たとえば英語)に触れ合わないことで脳が”今後使わないだろうからいらないや”と判断し、その分野に関わる脳のニューロン??が消失してしまっては、後々取り組もうと思ったときのハードルが上がりすぎるもんね。
下地は大事です。
今日読み終えた、すっごくすっごく良かった本はこちら。
0~6歳で、子供のその後の人格や能力の伸びはあらかた決まってしまうという説はよく聞くのだけれど、この本では0~3歳がめちゃめちゃ大事だよ、と語られています。
人生で一番あらゆる能力が伸びる敏感期である3歳までに、こどもにいろ~んな経験をさせてあげましょう、ということが書かれています。
●美しい音楽(古典や名作)を流す
●24色のクレヨンで大きな画用紙に自由に絵を書かせてあげる
●図鑑を家に置いておく
●本をいっぱいいっぱい読み聞かせる
●どろんこになって自然の中でいっぱい遊ばせてあげる
●積み木や折り紙は空間認知能力を伸ばす
●動物や植物を育ててみる
●数という概念を教える
●いろんなおもちゃを与えて、脳に刺激を与える
などなど、などなど・・・
そんなこと、全然考えてみたこともなかった。
3歳までにいろ~~~~~~んな経験をさせてあげることが、その子の能力をグイーンと伸ばすとは。
経験したことが、その子の将来の伸びの土台になる。
親が好きなジャンルで、その子どもが才能を伸ばすっていうのはよく聞く話だったりするなぁ。
あいみょんは実家がジャズハウス??ジャズクラブ??だとかだし、椎名林檎ちゃんは両親がクラシック好きだし、スポーツ一家の子供はスポーツが得意だったりするしね。
この本を読むまでは、衣食住をちゃんと与えて、愛情をいっぱい注いでいればそれでOK!!って思っていたけど、乳幼児期に「いろんな経験をさせてあげる」ってことの重要性を知ることができました。
あとね、子供って「親が一緒に楽しんでくれる」ことがめちゃくちゃ嬉しいんだって。
親と一緒に経験する。
親と一緒に遊ぶ。
それが、子供に「愛されてる・大事にされてる」って思いを感じさせるんだって。
お金だけ出してあげて、アイテムだけ与えてあげて、それでOKではなく、一緒に楽しく取り組むことで、子供の能力は伸び、自己肯定感も育まれる。
0~6歳までに、「私はひとり時間が好きだから、夫と子どもででかけてもらおう」なんて言ってないで(上記の本を読むまでそういうつもりでいた笑)、一緒に海に山にキャンプに水族館に雪山に・・・お出かけしようと思います!できる範囲で(笑)。