吉澤嘉代子が本格派で本物すぎる。【ポスト椎名林檎?】神曲「残ってる」の良さは異常。

音楽

こんにちは!

イエローモンキー生まれ、レディオヘッド育ちの元ロキノン少女パンナでございます。

私は音楽が大大大好き!
10代・20代のころは三度の飯より音楽が好きでした。

 

そんな私が最近めっちゃくちゃはまって聴きまくっているのが吉澤嘉代子ちゃん

1990年生まれのシンガーソングライターです。

 

出会いは、ラジオから流れてきた彼女の曲「残ってる」でした。

 

吉澤嘉代子「残ってる」MUSIC VIDEO

 

 

一目惚れならぬ、一聴き惚れとはこれのこと!!!

え?え?なんか、普通じゃない、え?なにこの歌、こんな歌今まで聴いたことがない・・・・

 

その時ラジオに出演していた嘉代子ちゃんは、不思議ちゃん的なことを語っていたのですが、私は瞬時に「あ、この人うそついてない、ほんとにこう思ってしゃべってる。不思議ちゃんぶってるわけじゃない。なんか・・・小さなダイヤモンドがキラキラ光ってるみたいな人だな」って思いました。

 

そしてこの歌、『残ってる』。

「ただものじゃない」感しかない、なんだろう、このデビュー当時のユーミンみたいな、

五輪真弓みたいな、感受性むき出しのせつなさ・・・・浮遊感・・・どこかにもっていかれる感じ。

 

この「残ってる」に心底ハマり、ユーチューブで50回は再生しましたw

この歌、どんな景色にもハマるんです。

どんな景色も切ない色に変えてしまう(高田馬場さえも)。

レディオヘッドの『レットダウン』って曲が、どんな景色もレットダウン色に染めてしまうことをふと思い出しました・・・

 

そしてこのたびやっと彼女のアルバム「箒星図鑑」をゲットし、聴いてみたわけですが・・・

 

やばい!!!

 

ポスト椎名林檎のやっと本物が来たというか・・・いやいやポストとか言っちゃだめ、吉澤嘉代子ちゃんはガチの大物でした!!!

なんだこのメロディラインは?

ただのサブカルなんちゃってシンガーソングライターとは一線を画してる、完全に。

 

もし私が10代のころにこの音楽に出会っていたら、今の30倍はハマっていたであろう。

 

一曲目の『ストッキング』からもうわけのわからない感情がグア~っと湧いてきて、部屋の中で踊りだしちゃったよね・・・・

 

吉澤嘉代子「ストッキング」

 

 

これこそ音楽マジック!!!!

感情が超高められちゃう!!!!ぐあ~っと!!!心がとろけて揺さぶられてあふれだす・・・・この感覚マジ久しぶり。

最後の「綺麗でしょ」のとこで音階をグッとあげてくるところでヤラれた。

 

『キルキルキルミ』という曲のメロディーもヤバいし・・・・・・

『未成年の主張』とか、綾小路翔さんとの『ブルベリーシガレット』とかは聴いててめちゃくちゃワクワクするし笑っちゃうw

よくこんな面白い歌詞思いつくな、なんだこのサービス精神、めちゃ笑わせてくる・・・。

 

そして『23歳』はとにかくいい。

「ちゃんと寝なくちゃ」「帰りたくなって」のとこで音が跳ね上がるところで心の琴線がグッと揺れる(´;ω;`)

狭い地下のライブハウスでこれを聴きたいよ・・・

椅子に座って一人ギターを弾き語る嘉代子ちゃんが目に浮かんでくる曲。

 

闇っこ感、ブラック感、でもなんだかすっごくユーモアとふてぶてしさもあり、

強さと弱さ、明るさ馬鹿さと暗さが同居した、吉澤嘉代子ワールド・・・・

 

林檎ちゃんがデビューしてきた時、たしか高校1年生だった私。

あのとき受けた衝撃を思い出した今日この頃。

恋人ができたクラスメートの可愛い女の子が「ギプス聴いたら切なくなる」と言ってて、恋人もできたことないのに胸の奥がつーんとしたのを思い出しました。w。

 

最後に、この曲はなぜだかとにかく泣ける、とにかく心の琴線をゆさぶってくる『movie』を貼っておきます。

本当に素晴らしい歌・・・・

大切な人やペットを亡くしたことのある人なら泣いてしまうかも・・・

「あなたは時計のない国へ旅に出る」からは、圧巻の切なさの嵐。

 

吉澤嘉代子「movie」MUSIC VIDEO

もうあたし大丈夫、大丈夫、大丈夫・・・おやすみなさい

 

嘉代子ちゃんの健気な強がりと思いやりに胸打たれるよね。

未だかつてこんなに「透明感溢れる切なくて温かい歌」がこの世にあったでしょうか。

 

林檎ちゃんがシーンに出てきて『罪と罰』とか『メロウ』とか歌ってるときには、歌詞が切実すぎて切迫しすぎてて「この人ほんとにそのうち@んじゃうんじゃないか・・・」みたいな、カートコバーン的危うさを感じてた。

 

だからこそ病んでた思春期の私の胸にグサグサ突き刺さったのだけれど。

 

でも嘉代子ちゃんは、どこかとても”普通の女の子”感が漂っていて、心の余裕から来るユーモアがあり、病みっこな歌を歌っていてもなんだか安心感がある。

 

どこにでもいそうな普通な女の子、でもその表面をめくってみたらマジもんの稀代のメロディーメイカー、吉澤嘉代子ちゃん。

誰にも触れられない「キラキラな不可触領域」を持つ唯一無二の嘉代子ちゃん。

「ルララ 宇宙の風に乗る」って感じの女の子だよね、人とは違う風に乗ってる。

 

ラジオの神様、切ないメロディに飢えていた私に素晴らしいシンガーを出会わせてくれてありがとう!!!

 

Her song reminds me of the primitive pleasure music brings.

When I listen to the superfine music,I’m swallowed up by the marvellous storm and taken to heaven.

Thank you for making me move so much,Kayoko-cyan💛

 

 

音楽
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