劇団四季の「ノートルダムの鐘」が最高に良かった件。深い感動を覚えたよ!!

コラム

先日、劇団四季の「ノートルダムの鐘」を鑑賞してきました。

感想は・・・・最高でした( ;∀;)

思わずスタンディングオーベーションをしてしまったほど!!

 

やはりS席が最高。お値段以上の価値がある。

場所は神奈川芸術劇場。

横浜中華街から外れて3分も歩けば着く距離でした。

 

13時半スタートで、80分ほどしてから休憩時間(20分)をはさみ、55分間で終了。

席は一階の前から13列目の左端だったんだけど、端っこでも全く問題なく良く見えました!

 

やっぱりS席にしておいて本当に良かった。

これからも、初めて見る作品はS席にしようと思う。

お値段以上の価値だから!!

 

お子様よりも大人向けディズニー作品

 

私がこの作品の何に驚いたって・・・人間の「せいてき欲求」について取り扱っていたことです!

ヒロインのエスメラルダはとても性的魅力の高い女性として描かれます。

そして、自制心の塊のような教会の大司祭フロローは、エスメラルダに欲望を抱いてしまい、そんな自分に取り乱します。

そして、男を魅了するエスメラルダは魔女であると怒りを募らせ・・・

 

人間の煩悩を悪いものだとみなす宗教は、やっぱり「どうかなぁ」と思いました。

動物的本能を悪だとみなし否定してしまうと、生きるのが苦しくなるじゃないですか!

本能は自然に湧いてくるものなのに。

「煩悩もOKだよね!」と素直に生きていたいなぁと改めて感じました。

 

劇中歌の歌詞「朝まで抱いて~♪」のリピートにも、「こ、これはディズニー作品なのか?」と動揺しました(笑)

 

全体的に暗く、深い内容なので、大人が楽しめる作品!

 

ディズニーとしてはめずらしく、全体的にシリアスな内容で、ハッピーエンドでもないため、お子様とワイワイ楽しめる作品ではないかもしれません。

 

でも、一緒に行った旦那さんは、上演後に「良かった・・・良かった」を連呼していたので、大人の男性の心には響いたようです。

 

私は、セットが豪華で、まるでディズニーランドの乗り物に乗っているかのように楽しめる「リトルマーメイド」や「アラジン」も大好きですが、華美なセットは無いけれど演技で深く魅了する「ノートルダムの鐘」も最高に素敵だと思いました。

 

愛とは、支配し保護下に置き続けることではなく、自立させること

 

私がこの作品から感じたことは、「自分がいないと生きていけない相手」にすることは愛でもなんでもない、ということです。

フロローは、「お前は醜い化け物のような容姿をしているから、世の中では生きていけないだろう。私が一生守ってあげよう。世の中は化け物のようなお前には冷たいところだよ」と言いながらカジモドを育てました。

 

でも、本当に愛を持っている人なら、相手の容姿の真実のジャッジなどさておき、「お前は可愛いね、素敵だね。世の中はとても面白く楽しく優しい場所だよ。大きくなったら自由に飛び立ってお行き」と育てたはずです。

 

容姿の真実のジャッジなどどうでもよいことなのです。

ほめてほめて育てれば、その子の中に根拠のない自信が生まれ、その自信こそが、その子に最高の魅力を与えるのだから。

 

もしも私に子供が生まれたら、どんな容姿であっても、「あなたは世界で一番可愛い!」と言って育てたいなぁ♡♡

 

話が少しそれますが、著書「五体不満足」で知られる乙武さんが手足を持たず生まれた時、周囲の心配をよそに、開口一番「かわいい!」と言ったお母さまの話は有名ですよね。

そしてその後乙武さんはとても自己肯定感の高い大人に成長していった・・・。

素敵な話です。

 

劇団四季はやっぱりとても面白い!

私が今まで見た作品は「キャッツ」、「美女と野獣」、「ライオンキング」、「アラジン」、「リトルマーメイド」、そして今回の「ノートルダムの鐘」です。

「美女と野獣」以外は全てS席で見たのですが、唯一S席以外で見た「美女と野獣」はあまり記憶に残っていません・・・。

やはり初見はS席で見ることが大事だなと感じました!

どの作品もハイライトとなる豪華なシーンがあり、目を奪われること必須です!最高に夢見る気分になる!!!

 

ミュージカルは、イギリスに一人旅したときに、「オペラ座の怪人」とロックバンドQUEENを題材にした「We Will Rock You」を見たのがきっかけでハマっていきました。

イギリスだと当日券3000円くらいで安かったんです!

日本でもそれくらい気軽に見れるとよいな~~~

 

今回の鑑賞で、劇団四季のレベルの高さを再確認するとともに、これからも一年に一回はミュージカルを見たいなぁと思うパンナでした(*^▽^*)

劇団四季は心の栄養♪

 

後日談:ディズニー映画「ノートルダムの鐘」を復習を兼ねて初鑑賞してみました。こちらも、とてもとてもよかった!!!!

 

他の有名なディズニー映画作品と違ってやや地味な印象があり、まったく期待せずに見たのですが、これがとても良かったです!!

ヴィクトル・ユゴーの原作を重視して作られた大人向けの劇団四季版(セクシー&シリアス)よりも、このディズニーアニメ版はお子様にもばっちり!

明るさ、エンターテイメント性が原作よりも多く作られていて、そして最後はハッピーエンドな仕上がりでした。

 

エスメラルダが大聖堂の中で神への祈りを歌うシーンはとてもとても美しく、息を飲んで画面を見つめてしまいました・・・

エスメラルダの心の美しさに心を掴まれるこのシーン。

個人的に、この映画の中で一番心に迫ってくるものがありました・・・。

 

この映画は1996年公開だったので、今からもう22年も前の作品ということになります(現在2018年)。

映像はもちろん現代のものよりは少し古い感じがしますが、それでも全く色あせないこの感動と面白さ!

ディズニーはやはりすごいなぁ!

 

 

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