こんにちは、パンナです!
今日は私が激しく落ち込んで「もう生きていたくない・・・」となったときに救われた本について紹介します☆
それはこちら。
ママ、死にたいなら死んでもいいよ (娘のひと言から私の新しい人生が始まった)
致知出版社 (2017-02-27)
売り上げランキング: 76,424
著者の岸田ひろ実さんは、困難に次ぐ困難の壮絶な人生を乗り越えてきた方です。
●27歳のときにダウン症の赤ちゃんを出産
●37歳のときに最愛の旦那様を突然死で失う(そのとき岸田さんは専業主婦)
●40歳のときに心疾患による下半身麻痺となり、一生”胸から下が全く動かせない”体となり、
車イス生活が始まる。2人の子供を抱えて、どうやって生きていけばいいのかと絶望する。
やばくないですか?
壮絶に次ぐ壮絶。
しかも、ひろ実さんはもともと自己肯定感がとても高いタイプとかでなく、ひとつひとつの困難にぶつかるたびに鬱になるほど落ち込みながら、それでも毎回乗り越えてきた方のようです。
そして今では、ご自身の経験を昇華して、全国で年に180回の講演を開かれています。
TEDに出演されたときの動画はこちら。
私はこの本を読みながら、何度も何度も号泣してしまいました。
岸田さんご本人はもちろん、思春期に父親を亡くし、その数年後母親が生死の境をさまよい下半身麻痺になるという、荒波すぎる人生を健気に乗り越えてきた娘さんの、強さと優しさにも号泣・・・。
岸田さんがこらえきれず「死にたい・・・」ともらしたときに「ママ、死んでもいいよ。なんなら一緒に死んであげてもいいよ」とママのつらさを受け止め肯定した娘さん。
肯定されたことで、その瞬間に生きる勇気が湧いてきた岸田さん。
やばくないですか?号泣。
そして岸田さんは絶望のふちから立ち上がり、リハビリをこなし、さらには母娘が協力して仕事を創り出していく・・・
本当に勇気がもらえるから、おすすめの本です!!!
私も、自身ではどうしようもない障害を抱えて生きています。
その苦しみと共存していくしかなく、ときどきズドーンと落ち込むときがあります。
3か月に1回くらい死にたくなるほど病みます。
それでも、本が、もっともっと壮絶な困難にぶつかりながらも立ち上がって乗り越えてきた人々のストーリーを教えてくれます。
そんなストーリーを知ると、「これさえなければ」と自分の弱点にのみ目を向け人生を絶望している自分の甘さ・視野の狭さに気が付きます。
弱点を数えたってなにもいいことない!
でも、自分に今なにが「ある」のか、「何ができる」のか、数えた時に、い~っぱいあることに気が付かされます!
困難がつきものの人生だけど、楽しめることだっていくつもあるはず!
☆映画や漫画を楽しむ
☆貧乏旅行でもいい、海外に行く
☆タピオカミルクティーを飲む(笑)
☆あったかいお風呂に入る
☆がんばって1万円強貯めて、劇団四季を見に行く
せっかくだから、楽しめることを指折り数えて、与えられた人生を死ぬまで楽しんでみようと思います。
苦しい人生なら、死ぬのが楽しみじゃないですか。
その日まで、楽しめることをひとつずつ見つけて、ちっちゃくてもいいから喜んで、生きてみましょうよ。
みんなきっと、同じなんだと思います。
苦しいことがない人なんていない。
だからこそ、いろんな人のストーリーを聞いて、視野を広げて、自分に「ある」ものに感謝して、今日小さな幸せ探しをしてみよう♡
小さく前を向こう。
愛する人がそばにいてくれる、美味しいごはんが食べられる、手足がある、心臓が正常に動いている、あったかいベッドで眠れる、働ける。
なにひとつ当たり前のことなんかない。
岸田さんが人生相談に答えている無料ネットラジオVoicyもおすすめ!!